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CASE STUDY ─ メディア / 人事異動情報の専門ニュースサイト

人事異動メディアを、
会員基盤を持つサービスへ。

Client異動ニュースProject人事異動ニュースサイトの開発・保守/無料会員化/基盤刷新(Ruby on Rails)開発・保守ラフノート株式会社(eapグループ会社)

本プロジェクトは、eapグループのラフノート株式会社が、人事異動の専門ニュースメディア「異動ニュース」の開発・保守を担当している実績です。開発は2017年の初期開発から続いており、ラフノートがeapグループに加わった2025年12月以降も継続しています。

異動ニュースは、企業の役員人事・組織改編・昇進の情報を集約して公開するニュースサイトです。ラフノートは、公開情報をもとに人事異動情報を収集・整理して公開する仕組みを開発・保守してきました。2026年には、広告収益を主としてきたメディアに、メールアドレスだけで登録できる無料会員の仕組みを最小構成で本番投入し、並行して旧基盤からRuby on Rails 8の新環境へ移行。その上で有料会員機能の開発を進めています。

2017年の初期開発から継続。2026年に無料会員化(6月本番投入)と基盤刷新(8月切替)
Webサービス開発・保守会員登録・認証閲覧制限・並び替え管理画面・一括取り込み運用改善(監視・性能)基盤刷新(Ruby on Rails 8)有料会員機能(開発中)
異動ニュースのトップページ(PC表示)。上部に会社名や人名の検索欄と会員登録・ログインのボタン、業種別のメニュー、本文に業種別一覧が並ぶ
実際の画面|異動ニュースのトップページ(PC表示)。取得元 https://relocation-personnel.com/(2026年9月8日取得・未ログイン・広告枠は取得時に非表示)。
01プロジェクト概要

プロジェクト概要

Client|クライアント
異動ニュース(人事異動の専門ニュースメディア)
Project|プロジェクト
人事異動ニュースサイトの開発・保守/無料会員化/基盤刷新(Ruby on Rails)
Industry|業界
メディア / 人事異動情報の専門ニュースサイト
Service|支援領域
Webサービス開発・保守 / 人事異動情報の収集・登録・公開の仕組み / 検索・業種別一覧・管理画面 / 会員登録・認証 / 閲覧制限・並び替え / 監視・性能改善 / 基盤刷新(Rails 8) / 有料会員機能(開発中)
Period|開発期間
2017年の初期開発から継続。2026年に無料会員化(6月本番投入)と基盤刷新(8月切替)
Team|開発
ラフノート株式会社(eapグループ会社)。本件の開発・環境構築・運用保守はラフノートが担当し、EAPグループの事例として紹介
支援前の状況

公開情報をもとに人事異動情報を集め、運営者が確認して公開するメディアを、広告収益を主として長く運営してきた。読者は多いが会員の仕組みがなく、会員化や有料化に進むには、認証・閲覧制限・決済に耐える基盤が必要だった。

ラフノートのアプローチ

2017年からの開発・保守を土台に、2026年は運営者・PM・開発が同席する週次の定例で要件を決め、無料会員の仕組みを最小構成で先に本番投入。並行して旧基盤からRails 8の新環境を構築して必要な機能を移植し、新旧環境の出力を比較したうえで切り替えた。

到達した状態

メールアドレスだけで登録できる会員基盤と、閲覧制限・並び替えの会員限定機能が本番で稼働。新基盤の上で、ウォッチリスト・異動通知・決済などの有料会員機能の開発が進んでいる。

02開発の背景

人事異動を追う読者に長く使われてきたメディアを、広告収益だけに頼らない形へ。

異動ニュースは、企業の役員人事・組織改編・昇進の情報を集約して公開する専門ニュースメディアです。社名や人名での検索、業種別の一覧、注目企業ごとのページから、人事異動の情報を継続して追うことができます。運営は「異動ニュース」として行われており、公開情報をもとに集めた人事異動情報を、運営者が確認したうえで公開しています。

ラフノートは、2017年11月にこのサイトをRuby on Railsのアプリケーションとして開発する取り組みを始めました。既存サイトのデータを移行し、人事異動情報を収集して会社・人物・辞令のデータに整える仕組み、検索、業種別一覧、運営者向けの管理画面を実装し、2018年7月に本番リリース。以後、収集元のページ構造の変化への追随、検索精度の改善、CSVでの入出力、広告枠の管理、管理画面の改修、データベースや実行環境の更新といった保守・改修を、運営者からの依頼を受けながら続けてきました。

収益は広告を主としてきましたが、2026年に入り、運営者とラフノート・eapグループのあいだで、無料会員化から有料化へ段階的に進む方針を確認しました。各段階で結果を見て次に進むかを判断する前提で、2026年5月からプロジェクトを開始し、運営者・PM・開発が同席する週次の定例で要件を決めながら進めることになりました。

03整理すべきこと

会員化に必要なのは登録画面だけではなく、認証・閲覧制限・計測・規約と、それに耐える基盤だった。

無料会員化で決めるべきことは多岐にわたりました。どの情報をどこまで無料で見せ、どこから登録を求めるか。登録時に取得する情報をメールアドレスに絞るか。登録の案内をどのタイミングで、どの画面に出すか。利用規約とプライバシーポリシーをどう整えるか。これらは運営者の判断が要る事項であり、開発側が先に決め切るのではなく、仮説として実装し、利用者の反応を見て調整する進め方が求められました。

もう一つの論点は基盤でした。サイトは長く運用されてきた環境の上で動いており、会員情報や決済を扱うサービスへ広げるには、認証やセッションの扱い、性能、監視、保守性を見直す必要がありました。会員化を止めずに、並行して基盤を刷新する順序と方法を決めることが、2026年の中心的な課題になりました。

Before ─ 支援前
広告収益を主とする、会員の仕組みがないメディア
読者は社名や人名で検索し、業種別一覧や注目企業のページから人事異動を追う。登録の仕組みがなく、読者との継続的な接点は広告表示に限られていた。実行環境は長く運用されてきた構成のまま。
Bottleneck ─ 本質的なボトルネック
運営者の判断を仮説として実装し、反応を見て調整する進め方
閲覧制限の範囲、登録項目、案内の出し方は、実装してみないと反応が分からない。週次の定例で決め、ステージングで確認し、本番に出して計測し、次の定例で調整する回転が必要だった。並行して基盤を刷新する順序も決める必要があった。
To-Be ─ 目指す状態
会員基盤と新しい基盤の上で、有料会員機能を育てられる状態
メールアドレスだけで登録できる会員基盤が本番で稼働し、登録導線と計測が整っている。旧環境に依存しない新基盤の上で、ウォッチリスト・異動通知・決済といった有料会員機能を追加していける状態をゴールに置いた。
04取り組みと開発の流れ

最小構成で先に本番へ出し、計測しながら調整する。基盤刷新は新環境への移植と新旧比較で進める。

ラフノートは、会員化の要件を運営者と決める場として、2026年5月から週次の定例を置きました。決定事項と宿題を議事録に残し、閲覧制限の件数、登録項目、登録の案内を出す場面、規約の扱いといった論点を一つずつ確定させています。専用の説明ページは作らず、登録導線と閲覧制限だけの最小構成で検証する方針を取り、開発はステージング環境に実装して運営者側が確認してから本番に反映する流れで進めました。

基盤刷新は、旧環境を段階的に更新するのではなく、Ruby on Rails 8と対応するRubyの新環境を構築し、使われていないコードを除いたうえで必要な機能を移植する方式を選びました。移植後は、本番相当のデータで旧環境と新環境の出力を比較する検証を挟み、差分を潰してから本番を切り替えています。会員化の開発を止めないよう、基盤刷新と有料会員機能の準備を並行させました。

STEP 01
会員化の要件を、週次の定例で決める
2026年4月末に5月開始と週次定例を決定。5月の定例で、検索結果や履歴情報の一部を制限して登録を促す方針、登録項目をメールアドレス中心にする方針、利用規約・プライバシーポリシーを弁護士確認のうえ整える方針、専用ページを作らず最小構成で検証する方針を確定した。
STEP 02
認証・閲覧制限・並び替えを実装し、本番に出す
運営者向けの管理画面認証と一般会員の認証を分離し、外部の認証基盤を導入してメールアドレスだけで登録できる方式に切り替えた。一覧の「異動日順/更新日順」の並び替えとNEW表示を会員限定にし、検索結果と記事詳細に閲覧制限を設け、登録を案内する表示と、規約・計測タグを整えて、2026年6月17日に本番投入した。
STEP 03
計測結果を見て、閲覧制限と案内の出し方を調整する
登録導線の各段階を計測し、定例で結果を確認。無料で閲覧できる記事数の見直し、登録の案内を初回アクセス時に全画面で表示する変更、案内文言の見直しを続けて本番に反映した。数値は運営者との確認後に扱うため、本記事には掲載していない。
STEP 04
旧基盤の課題を整理し、新環境への移植で刷新する
2026年7月、現行基盤の課題を整理したうえで、Rails 8の新環境を構築して必要な機能を移植する方式を運営者と合意。使われていないコードの削除、新環境の構築、ライブラリの棚卸し、モデル・収集処理・管理画面・画面・メール送信の順に移植し、旧環境と新環境の出力を比較する検証を経て、2026年8月25日に本番を切り替えた。切替後は管理画面の差分や不正なリクエストに起因する例外を整理し、監視とCIの検査を追加した。
STEP 05
新基盤の上で、有料会員機能の開発を進める
有料会員機能は、運営者との定例でウォッチリスト・異動通知・広告非表示の3機能と、無料トライアルや解約の扱いを確定。決済基盤の導入、プラン管理、課金台帳と有料判定、決済画面への導線を段階的に実装している。提供開始は運営者と調整中のため、本記事では開発中の項目として扱う。
053つの図

開発前のプロセス、開発のプロセス、そして新しい挑戦。

開発前の情報の流れ、2026年の開発の進め方、そしてこれから取り組む機能を、3つの図に分けて示します。いずれも開発記録と定例の議事録から確認できる範囲で作成した模式図で、実際の画面ではありません。会員化と基盤刷新は、既存の運用と更新業務を止めずに、この回転を続けながら進めました。

01 ── Before
開発前のプロセス
情報収集
公開情報をもとに人事異動情報を集める
運営者確認
運営者が内容を確認・整える
公開
サイトに掲載
読者閲覧
社名・人名検索、業種別一覧から
読者との接点は閲覧・広告表示が中心。会員の仕組みはなかった。
02 ── Process(2026)
開発のプロセス
要件整理・週次定例
運営者・PM・開発で決定事項と宿題を確定(2026年5月〜)
実装
最小構成で先に作る
確認
ステージング環境で運営者側が確認
本番反映
既存の運用・更新業務を止めずに反映
計測
登録導線の各段階を計測
次の判断
結果を次の定例で確認し、調整して繰り返す
この回転を続けながら、会員化と基盤刷新(新環境への移植と新旧比較)を並行して進めた。
03 ── Next
新しい挑戦
無料会員基盤
メールアドレスだけで登録できる会員基盤(2026年6月 本番投入)
登録導線・計測
閲覧制限と登録の案内、各段階の計測と調整
有料会員機能開発中
ウォッチリスト(開発中)/異動通知(開発中)/広告非表示(開発中)/決済(開発中)
有料会員機能は開発中。提供開始の時期は運営者様と調整中のため、本記事では扱わない。

模式図|開発記録(Pull Request)と2026年の定例議事録をもとに作成。実際の画面ではなく、数値は含めていません。

06実装内容

人事異動情報の収集・公開の仕組みから、会員基盤、監視・性能、基盤刷新まで。

ラフノートが担当してきた範囲は、画面の実装にとどまりません。人事異動情報を収集して整え、運営者が確認して公開するための仕組み、読者向けの検索や一覧、運営を支える管理画面、安定運用のための監視と性能改善、そして基盤の刷新まで、サービスを動かし続けるために必要な範囲を一貫して担当しています。

01人事異動情報の収集・整理・公開公開情報をもとに人事異動情報を収集し、会社・人物・辞令のデータに整える仕組み/収集元のページ構造の変化への追随/取りこぼしの検知と日付を指定した再取得/表記ゆれ(全角・半角、氏名と辞令の紐付け)の正規化
02読者向けの検索・一覧社名・人名検索と検索精度の改善(完全一致の優先、キーワード、サジェスト)/業種別一覧・注目企業・企業ごとのページ/関連記事・フィード/パンくずの構造化データ/一覧の「異動日順/更新日順」の並び替えとNEW表示(2026年・会員限定)
03運営者向けの管理画面辞令・社員・役職・企業・カテゴリの登録・編集/注目企業や企業リストの並び替え/CSVでの入出力/静的ページの管理画面からの編集/人事情報の一括取り込み画面と重複判定(2026年)/投稿の複製・一括消去などの運用補助
04会員登録・認証(2026年)運営者向け認証と一般会員の認証の分離/外部認証基盤の導入とメールアドレスだけで登録できる方式への切り替え/正式なログイン・会員登録・ログアウトの導線/登録を案内する表示(初回アクセス時の全画面表示を含む)/利用規約・プライバシーポリシーの統合ページ
05閲覧制限と登録導線(2026年)検索結果の一部を制限して登録を促す仕組み(見た目の制限からアクセス制御へ作り替え)/記事詳細の日次閲覧制限/並び替え機能の会員限定化/制限に触れた場面で登録を案内する設計/登録導線の各段階の計測(GA4・Clarity)
06広告枠の管理記事下のバナー広告枠とクリック数の計測・管理画面(2021年)/広告タグや配信設定ファイルの更新への継続対応/広告表示と画面要素の重なりの調整
07監視・性能・安定運用(2026年)エラー監視と構造化ログの導入/タイムアウト対策/重複したデータベース問い合わせの解消とインデックス追加/検索パラメータの検証/問い合わせフォームのスパム対策/クローラー向けの制御(検索結果ページの検索エンジン除外など)/死活監視
08基盤刷新(2026年)Ruby on Rails 8とRuby 3.4の新環境の構築/使われていないコードの削除とライブラリの棚卸し/モデル・収集処理・管理画面・画面・メール送信の移植/本番相当のデータによる新旧環境の出力比較/本番切替と切替後の差分修正/観測基盤とCIでの静的検査・カバレッジ・マイグレーション安全性の検査
09実行環境の更新(継続)実行環境やデータベースのバージョン更新・証明書更新/メール送信基盤の変更/コンテナを使ったデプロイへの移行(2025年)/データベースのメジャーアップグレード(2026年)

実際の画面|公開サイトで確認できる2026年の会員化機能(取得元 https://relocation-personnel.com/・2026年9月8日取得)。

異動ニュースの無料会員登録を案内する表示。更新日順の並び替え、検索結果の全件表示、記事の閲覧が会員登録で使えることを示し、メールアドレスで登録するボタンを置いている
実際の画面|無料会員登録を案内する表示(公開サイト・2026年9月8日取得)個人情報は含まれていません。
一覧の並び替えの表示。異動日順と、鍵のマークが付いた更新日順の切り替え
実際の画面|一覧の「異動日順/更新日順」の切り替え。更新日順は会員限定(公開サイト・2026年9月8日取得)
07開発の経緯

初期開発から8年あまり。保守で支え続けたメディアを、2026年に会員基盤と新しい基盤の上へ。

開発は一度に完成させるものではなく、運営者からの依頼と利用者の反応を受けて、機能と基盤を順に更新してきました。以下は開発記録にもとづく主な経緯です。

PHASE 01
初期開発と本番リリース(2017年11月〜2018年7月)
Ruby on Railsでの開発を開始。既存サイトからのデータ移行、人事異動情報の収集と会社・人物・辞令データへの整理、検索、業種別一覧、注目企業のページ、フィード、管理画面、CSVでの社員情報の取り込みを実装し、運営者からのフィードバックを反映して2018年7月に本番リリースした。
PHASE 02
検索精度と運用機能の改善(2018年〜2019年)
検索の完全一致優先とキーワード検索、社名の全角・半角の正規化、氏名と辞令の紐付けの修正、CSVでの入出力、注目企業・企業リストの並び替え、企業リンクの点検、問い合わせメールを追加。エラー監視と収集エラーの通知を整え、定例で要望を受けて改修を重ねた。
PHASE 03
保守と収益面の改修(2020年〜2025年)
収集元のページ構造の変化への追随、記事下のバナー広告枠とクリック計測の管理画面(2021年)、パンくずの構造化データ、メール送信基盤の変更、静的ページの管理画面編集化と管理画面の改修(2023年)、データベースのバージョン更新と証明書更新(2024年)、コンテナを使ったデプロイへの移行(2025年)を実施した。
PHASE 04
運用改善と会員化の準備(2025年12月〜2026年4月)
利用者向けの案内バナーの仕組みと表示回数の計測、管理画面の運用補助機能を追加。2026年4月には、エラー監視と構造化ログ、タイムアウト対策、重複した問い合わせの解消、クローラー向けの制御、人事情報の一括取り込み画面を整え、会員化に耐える運用基盤を先に固めた。
PHASE 05
無料会員化の本番投入と調整(2026年5月〜7月)
週次の定例で要件を決め、認証の分離と外部認証基盤の導入、並び替えとNEW表示、閲覧制限、登録の案内、規約、計測を実装。2026年6月17日に本番投入し、計測結果をもとに閲覧制限と案内の出し方を調整した。
PHASE 06
基盤刷新と有料会員機能の開発(2026年7月〜)
Rails 8の新環境を構築して必要な機能を移植し、新旧環境の出力比較を経て2026年8月25日に本番を切り替えた。切替後は管理画面の差分修正、監視とCIの検査を追加。有料会員機能は、運営者との定例で仕様を確定し、決済基盤の導入から段階的に実装を進めている。
08成果・変化

会員の仕組みがなかったメディアに、会員基盤と新しい基盤ができた。

本プロジェクトの到達点は、サービスの土台が変わったことにあります。広告収益を主として運営されてきたメディアに、メールアドレスだけで登録できる会員基盤と、会員限定の機能が本番で稼働しました。実行環境は旧基盤からRails 8の新環境に切り替わり、その上で有料会員機能の開発が進んでいます。

SUMMARY何が変わったか
BEFORE支援前
会員の仕組みがなく、広告収益に依存
  • 公開情報をもとに人事異動情報を収集・確認して公開するメディア
  • 読者との継続的な接点は広告表示のみ
  • 長く運用されてきた実行環境のまま
AFTER支援後
無料会員の仕組みを最小構成で本番投入
  • メールアドレスだけで登録できる認証と、正式なログイン・登録導線
  • 閲覧制限と登録の案内、並び替え・NEW表示の会員限定化
  • 登録導線の各段階の計測と、定例での調整
RESULT成果
新基盤へ切り替え、有料会員機能の開発へ
  • Rails 8の新環境へ移植し、新旧の出力比較を経て本番切替
  • 監視・観測基盤とCIの検査で切替後の運用を安定化
  • ウォッチリスト・異動通知・決済などの有料会員機能を開発中
  • 2017年の初期開発から2026年まで、ラフノートが開発・保守を継続している。
  • 2026年6月17日に、無料会員化の機能(認証、閲覧制限、並び替えとNEW表示の会員限定、登録の案内、規約、計測)を本番投入した。
  • 登録導線の各段階を計測し、閲覧制限の範囲と案内の出し方を定例で調整しながら本番に反映した。
  • 2026年8月25日に、旧基盤からRuby on Rails 8の新環境へ本番を切り替えた。切替後は管理画面の差分修正、観測基盤、CIの検査を追加した。
  • 有料会員機能(ウォッチリスト・異動通知・広告非表示・決済)の仕様を運営者との定例で確定し、決済基盤から段階的に実装を進めている。

GROWTH ─ 数値非公開

ラフノートが開発・保守を続けるなか、異動ニュースは読者に利用されるメディアとして、広がりを続けています。

具体的な数値は非公開です。メディアの広がりを、会員基盤と次の機能開発へつなげる段階に進んでいます。

会員登録数、登録率、利用者数などの数値は、指標の定義・対象期間・掲載可否を運営者様と確認したもののみ掲載する方針のため、本記事では掲載していません。

09今後

ラフノートの開発・保守の経験を、EAPグループの支援力へ。

本プロジェクトは、ラフノート株式会社が2017年から担当してきた開発・保守の実績です。2026年時点で、有料会員機能(ウォッチリスト・異動通知・広告非表示・決済)の開発を進めており、提供開始の時期は運営者様と調整しています。

EAPグループでは、2025年12月にラフノート株式会社をグループに迎え、事業や業務の設計から実装、運用までを同じ体制で進められるようにしました。ラフノートが培ってきたRuby on Railsによる開発、長期の保守と基盤刷新、認証・決済・計測を含む会員基盤の実装の経験を、EAPの事業支援と組み合わせて活用しています。

長く運用してきたWebサービスに会員や課金の仕組みを加えたい、古くなった基盤を止めずに刷新したい、運営者の判断を仮説として実装しながら段階的に進めたい。こうしたご相談に、EAPグループとして企画から開発、運用まで対応しています。

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